写真家・森山大道は雑誌「Coyote」の創刊 2004 年に、
愛媛県の宇和島の町を旅した。
美術家・大竹伸朗を案内人に、町を歩き夢中で撮られた写真たち。
当時、雑誌に掲載されなかった多数の未発表写真に、再び光をあてる。
森山大道の写真集を多く手がけてきた町口覚を造本家として迎え、
『宇和島』の旅が一冊の写真集に。
【Focus Point】
・Coyote創刊時に宇和島を旅した森山大道の未掲載写真を多数収録。全208ページ。
・現在絶版となっている創刊号に掲載された大竹伸朗の貴重なエッセイ
「メッタメタ大道講座――宇和島撮影同行記」を巻末に特別掲載。
・装丁は森山大道の写真集を数多く手がける町口覚。
新書サイズのB6変型にスリーブボックスを付けた豪華装丁、
さらに森山から実際に預かったサービス判のプリントを
実寸大で印刷(縦位置写真に限る)。
B6変形函入 208ページ
2018年5月18日発行
ISBN 978-4-88418-460-5
*お住まいの地域によっては、商品の到着まで3~4日程お時間をいただく場合がございます。
森山大道(もりやまだいどう)/1938 年大阪府下池田市生まれ。
フリーの商業デザイナー、写真家・岩宮武二のスタジオアシスタントを経て、1961 年、写真のセルフエージェンシー・VIVO 参加のため上京。VIVO 解散後、細江英 公の助手になる。1964 年よりフリーのカメラマンとして活動。1967 年、第 11回日本写真批評家協会新人賞受賞。代表作に『写真よさようなら』(写真評論 社,1972)、『狩人』(中央公論社,1972)『犬の記憶』(朝日新聞社,1984)、『サン・ルゥへの手紙』(河出書房新社,1990)などがある。