今、再び出会う親子の真実
生まれたときから、親は表現者であり、有名人だった。
その姿を見て育った子供は、いつから自らも表現者として生きていくことを決めたのか。
そして、自らの表現を模索しているとき、親の存在は、子供の目にどう映り、
親はその子供の姿をどう見ていたのだろうか。
そして、親が子を、一人の表現者として認めたとき、子が親と一人の表現者として出会うとき、
彼らはどのように互いを感じあったのだろうか。
親と同じ表現を選んだ者、親とは違う表現で勝負した者、親を越えていくこと、未だ越えられないこと。
ここでは互いに表現者として活動する親と子、それぞれにインタビューを試み、
その関係から親と子の絆について考える。
2005年12月20日発行