25th Anniversary カサヴェテスへの旅、ふたたび
1989年2月、一人の映画監督が亡くなった。
監督の名前はジョン・カサヴェテス。
新鮮な映像の手法、大胆な構図、俳優たちの自由闊達な動きと
台詞が織りなす作品に豊かな才能を発見するとともに、
今後新作が作られないことに忸怩たる想いを感じた。59歳の人生の光芒と影。
生涯で12本の作品を残した彼の影を縁取ることで雑誌が伝えられることとは何か…。
今、ジョン・カサヴェテスの魅力を改めて一冊の特集として刊行する。
カサヴェテスの死から25年、ふたたびカサヴェテスの世界に向かう旅へ。
2013年12月15日発行
[TOPICS]ジョン・カサヴェテス作品上映 ご招待券プレゼント
[立ち読み]「ジーナ・ローランズ 「女優」という運命を生きて」
[編集後記]for Readers 旅を続ける
[お詫びと訂正]
● ジョン・カサヴェテス、かく語りき
● カサヴェテスの足跡とその時代 1929-1989
● 映画界を刺激し続けたカサヴェテスの “影響"
カサヴェテスと歩んだ俳優たち
● ジーナ・ローランズ 「女優」という運命を生きて
● 受け継がれゆくもの カサヴェテスの3人の子供たち
● シーモア・カッセル 忘れ得ぬ永遠の兄
● ピーター・フォーク ジョンの見ていた夜明け
● ベン・ギャザラ 恋のような映画の時間
映画監督がひも解くフィルモグラフィ
● 三宅唱 / 濱口竜介 / 想田和弘 / 富田克也 / 西川美和 / 鈴木卓爾 /
熊切和嘉 / 入江悠 / 三浦大輔 / 李相日 / 青山真治 / 沖田修一
actor's talk
●寺島進 / 村上淳 / 柄本佑
● アル・ルーバン 不可能を可能にするために
● サム・ショウ・ファミリー 撮影後も続いた友情
● CASSABETES A to Z for Beginners
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● 池澤夏樹 ザルツブルク 夏
● 佐藤秀明 ユーコン 旅人の川
● 水草物語 池田晶紀
● 東京私書箱 悲しき写真
● ギターとともに旅に出る
● 古市憲寿 ノルウェーの丘