池澤夏樹 帰りそびれた旅行者
旅する作家・池澤夏樹が、沖縄からフランスのフォンテーヌブローへ移り住んで、
2年半の月日が流れた。異国の客としての作家の位相を改めて問い直し、
新しい生活がどのように創作のスタイルに影を曵くかを考える池澤夏樹特集
2006年10月10日発行
第1部 フォンテーヌブローの生活__写真=蜷川実花
■ lecture 若い日本、老いたヨーロッパ?
■ column 異国の町の歩き方
■ long interview 世界を見る視座__聞き手=湯川豊
第2部 アフリカ ナイルの源流を求めて
■ essay カメラを持った密猟者__文と写真=池澤夏樹
■ coyote club 白ナイル 青ナイル [夢見たアフリカ]
■ travelogue オンボロ列車と外輪船でたどる神秘のナイル河4000キロひとり旅__イラストレーション=瀬藤優
■ biography 池澤夏樹 旅と本の軌跡