『深夜特急』ノート 沢木耕太郎
深夜特急の旅はどのようにはじまったのか。
そもそも、何が二十六歳の彼を、あの旅へと駆り立てていったのか。
600万部という驚異的な記録を打ち出した『深夜特急』から30年。
沢木耕太郎がまだ無名だった頃の「ひとりの青年の姿」に迫ります
2005年10月10日発行
■ prologue 旅を作る__文=沢木耕太郎 画=大野八生
■ essay 旅の掌編__文と写真=沢木耕太郎
■ letter 旅の途上からの手紙
■ book guide 沢木耕太郎の旅をすすめる16冊の本__絵=赤井稚佳
■ travelogue 香港流離彷徨記 飛行よ!飛行よ!__文=沢木耕太郎 絵=金子恵
■ interviews 編集者インタビュー 僕たちは沢木耕太郎に夢中だった。__画=谷山彩子
■ map 「深夜特急」の軌跡__画=谷山彩子
■ essay 熱を浴びる 松田毅一先生を偲ぶ__文=沢木耕太郎 画=赤井稚佳
■ profile 沢木耕太郎の年譜 1947年~
■ interview 平野甲賀インタビュー 装丁家にできること。__絵=谷山彩子
■ essay 韓国の若い旅人たちへ__文=沢木耕太郎 画=漆原冬児
■ dialogue 対談 最初の旅、最後の旅 森本哲郎×沢木耕太郎
■ epilogue 私にも北上すべき一号線がまだあった__文=沢木耕太郎 オブジェ=井上陽子 写真=有賀傑