野を山を町を、そして異国を縦横無尽に走る!
宮沢賢治をあそぶ13の物語
2021年、岩手県・宮沢賢治ゆかりの地への旅をきっかけに始まった雑誌『Coyote』の連載「賢治再訪」シリーズ。その連載に未発表作を加えた全13篇が単行本『人情列車』として一冊に。
「銀河鉄道の夜」「よだかの星」「風の又三郎」など、宮沢賢治作品に着想を得て創作されたいわゆる“カバー”。しかし、もはや一読してもどの作品が原作かわからないほどのアレンジを効かせた、人間味とユーモア溢れる“イッセー節”が炸裂!
イッセー尾形本人が全作品に寄せて描いた挿画もカラーで収録。
ここまで書いていいのかと思いましたが、
賢治さんも頷いてくれるさ、という作品です。
——イッセー尾形
*限定盤(赤)と通常版(グレー)は装丁(背表紙の色)のみ異なります。内容はまったく同じものです。
*サイン本は限定数がなくなり次第終了となります。
*通常DM便での発送となります。
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【目次】
踏切番の夜
青空の下で空転
女神、めっけ
悪知恵の星座
オラが資本主義
いかさま師たち
宗教太郎
脆
春男に春が来た
ゴッホの森
地上最大の決闘
ある田舎の秘話
人情列車
あとがき
イッセー尾形
1952年生まれ。俳優。1971年演劇活動を始める。一人芝居の舞台をはじめ、映画、ドラマ、ラジオ、ナレーションなどに幅広く活躍。紙芝居や指人形劇の制作、上演も行なう。著書に『消える男』、『言い忘れてさようなら』『シェークスピア・カバーズ』など。