安西水丸版画集『ONE DAY』監修山本容子

没後10年、安西水丸制作の銅版がアトリエで発見された。
果たしていつごろの作品か、なぜ銅版画を安西水丸は試みたのか、いくつかの謎が残った。
それを解き明かすべく版画家・山本容子の監修のもと、特装本として最初で最後の版画集が誕生


漫画家、イラストレーター、装丁家、エッセイスト、小説家とたくさんの顔を持つ安西水丸。そんな安西の膨大な数の作品が保存されているアトリエで発見された銅版を、銅版画家山本容子の監修のもと、銅版画集『ONE DAY』として没後10年目となる2024年3月19日に刊行。スイッチ・オンラインストアのみの20部限定で販売します。

2024年3月19日 発売
オリジナル・エッチング4葉(B5サイズ)
限定20部(エディションナンバー入り)
題字・テキスト:山本容子
装本・刷版:玉虫貞夫


*残数10冊(2024.4.8現在)
*残数の表記と実際の在庫に差があることがございます。あらかじめご了承ください

安西水丸版画集『ONE DAY』監修山本容子

価格:

200,000円 (うち税 18,182円)

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3月15日に発売されるトラベルマガジン『Coyote No.82 特集 安西水丸の教え』の取材で、安西水丸のアトリエを訪れた際に、腐蝕が進んで黒くなっている銅版を偶然発見した。 いつ作られたものなのか、なぜエッチングを試みたのか、安西の妻岸田ますみも知らなかった。そこで、スイッチと旧知の間柄である銅版画山本容子のもとに、銅版を持ち込み、その筆致を辿ってもらった。

山本容子は銅版画家として、繊細な描線と独特な色彩感覚で独自の世界を確立し、絵画に音楽や詩などを融合させるコラボレーションで数多くの作品を生み出している。山本に銅版画の教えを受けたアーティストは、グラフィックデザイナーの和田誠や絵本作家の佐野洋子、沢野ひとしなどがいる。

山本の職人技によって磨かれ、黄金色の輝きを取り戻した銅版はいずれもサイズはB5大のもので、モチーフはそれぞれ「窓と植物」、「ヘリンボーンのジャケットを着た男とボーダーのTシャツを着た女」、「ヌードの女とジャケットがかかった椅子」。安西水丸の机の引き出し奥にしまわれていた幻の作品が、屈指の銅版画家の手によって紐解かれ、没後10年を期に甦る。

*版画集は無くなり次第終了とさせていただきます。
*銅版画作品の返品・交換は受け付けておりません。あらかじめご了承ください。
*商品はヤマト運輸の宅急便での発送となります。
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*銅版画作品の転売行為は固く禁じさせていただきます。

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