角田光代『大好きな町に用がある』

角田光代は旅をする人である。
移動を駆ることで物語のモチーフを紡いでいく作家である。
彼女が育んだ風景や出会った人々の美しい吐息がエッセイとなったーー
雑誌「SWITCH」で5年間にわたり角田光代が綴った、
トラベルエッセイ連載「オリオリ」が待望の書籍化!!


旅先の街角で昔の「私」に遭遇する美しい表題作「大好きな町に用がある」をはじめ、馴染みの街との歯がゆい距離感を綴った「少しだけ片思い」、旅行者の視点で日本文化に思いを馳せる「トイレの日本化はあるか」など、バラエティ豊かな全27篇のエッセイを収録。


特設ページにて角田光代インタビューを公開中!

2019年2月28日発売
ISBN:978-4-88418-464-3

角田光代『大好きな町に用がある』

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1,760円 (うち税 160円)

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<目次>
まるで出番なし 

興味と縁 

トイレの日本文化はあるか

時代も私も変わっていく

記憶の住まい

プノンペン発、シアヌークビルいき

思いというより、願い

私的「はじめに言葉ありき」

花を見上げる

「すばらしい」二種

もうひとつの世界

これがあの……

夏の家族旅行

二日間の旅

夏休みと理想郷

旅行者のさみしさ

面倒は不幸か

再訪の旅

再訪の聖地

縁と愛

少しだけ片思い

縁と旅と人生の仕組み

記憶の真偽

私がいるはずのない場所

大好きな町に用がある

地図の話

小豆島と私

あとがき

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