『ふわふわ』谷川俊太郎+工藤直子 対談集

谷川俊太郎と工藤直子は雲のような存在だ。二人の言葉はふわふわと自由に、わたしたちの心の空を漂う。二人はいつも何を考えているのだろう。どうすれば二人のような生き方ができるのだろう。人と生命と詩と死。あなただけに優しく降り注ぐ恵みの雨のような対談集。


四六判 384ページ
2018年6月1日発行
ISBN 978-4-88418-461-2

『ふわふわ』谷川俊太郎+工藤直子 対談集

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谷川俊太郎と工藤直子、二人の詩人が2001年から2017年にわたり行った5回の対談をまとめた対談集。


(目次)
ちっちゃな「グー」 工藤直子 6
 
ナオコマンダラ 谷川俊太郎 8
 
対談Ⅰ「子ども・ことば・いのち」 11
 エッセイ ギンギラの光と影……工藤直子 104
 
対談Ⅱ「子どもの宇宙」 107
 エッセイ あや子ちゃん……谷川俊太郎 158
 
対談Ⅲ「大岡信のこと」 161
 エッセイ ニコニコ・グヮシグヮシ……工藤直子 228
 
対談Ⅳ「第一の他人」 231
 エッセイ 年輪……谷川俊太郎 296
 
対談Ⅴ「ふわふわが好き」 299
 
谷川さんへの詩三編 工藤直子 368
 
対談を終えて 谷川俊太郎 374
 
収録詩リスト 376


<プロフィール>
谷川俊太郎(たにかわしゅんたろう)
1931年東京生まれ。1952年初めての詩集『二十億光年の孤独』(創元社)刊行。以来、「鉄腕アトム」の主題歌、詩集『ことばあそびうた』(福音館書店)『世間知ラズ』『minimal』(ともに思潮社)、翻訳『マザー・グースのうた』(草思社)、対談『ぼくはこうやって詩を書いてきた 谷川俊太郎、詩と人生を語る』(聞き手・山田馨、ナナロク社)ほか、絵本、エッセイ、脚本、作詞など幅広い分野で活躍。日本レコード大賞作詞賞、読売文学賞、萩原朔太郎賞など、受賞多数。2018年開催の「谷川俊太郎」展(東京オペラシティアートギャラリー)が好評を博す。

工藤直子(くどうなおこ)
1935年台湾生まれ。1982年初めての詩集『てつがくのライオン』(理論社)刊行、日本児童文学者協会新人賞受賞、童話『ともだちは海のにおい』(理論社)でサンケイ児童出版文化賞受賞。1984年より出版の「のはらうた」(童話屋)シリーズは、野原の生きものたちがそれぞれ名前を持ち、詩を書くというスタイルで、多くの読者に愛されている。『のはらうたV』で野間児童文芸賞受賞。絵本『「いる」じゃん』(松本大洋絵・スイッチ・パブリッシング)のほか、エッセイ、翻訳など。2017年より放映の「書にきく禅語)(NHK Eテレ放映)では詩が朗読されている。

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