Coyote 編集長が語る「旅」がテーマの集中講義!
2010年11月、Coyote 編集長・新井敏記は京都造形大学で3日間にわたって「旅」をテーマに集中講義を行った。その講義は、いわば雑誌という枠組みから離れて街へ出るプロジェクトの最初の一歩だった。04年の創刊から11年までの全46号、さまざまな想像力を駆使した旅の特集を展開してきた Coyote のさらなる形の模索でもあった。講義の主題は、紀行文学を通して表現とは何かを考えること。沢木耕太郎や藤原新也、荒木経惟、星野道夫......旅の達人でもある彼らの表現する紀行文学を紐解き、表現者の創作の秘密に迫っていく
2011年4月1日発行
目次
○ 僕はこういう雑誌を作ってきた
○ あなたのことを訊かせてほしい
○ 沢木耕太郎との出会い
○ 藤原新也、不規則な呼吸
○ 朗読の時間
○ 表現者の髄
○ 旅を書く
○ あなたの三日間の旅
○ 星野道夫、星の荒野に道を拓く人