沢木耕太郎『246』

本を読み、映画を見て、酒を呑み、旅をする。 執筆のあいまの一息つくのは、幼い娘とのかたらいのひとときだった。 作家沢木耕太郎、三十代最後の一年の<疾走>を描いた日記風エッセイが、つい に単行本化
この本は、私が初めて書いた日記のようなものです。
いま読み返してみれば、「年代記」というほど大袈裟なものではありませんが、 間違いなく私のささやかな「歴史」が記されてように思います。
ーー沢木耕太郎


2007年4月6日発行

沢木耕太郎『246』

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1,980円 (うち税 180円)

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『深夜特急』はいかに書かれたのか?
国道246号線ーーここから始まる。
ひとりの作家の「歴史」が深く刻まれた日記風エッセイが、20年の時を経て、遂に単行本化!
『深夜特急 第一便 黄金伝説』上梓直前の日々は、作家にとって多忙きわまるものだった。連合赤軍事件裁判の傍聴、『血の味』執筆の苦渋、『キャパ』の翻訳、そして数々の取材旅行......。
ひと息つくのは、眠る間際の幼い娘に創作童話を語って聞かせるひとときだった。

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