【CONTENTS】
●役所広司×操上和美×北村道子。「表現」の髄を極める三人が作り出す、ここでしか見られない豪華ファッションストーリーが実現
「ちょっとした冒険だった」。役所広司はkolorを身にまとってのファッションストーリーの撮影をそう振り返った。この日のためにスタイリスト・北村道子が選んだ衣装は4体。我々が普段イメージする“役所広司像”とはかけ離れた服が並ぶ。例えばオーバーサイズのデニムブルゾン、赤のパンツ、赤のスウェット。「北村さんが選んでくれるのであれば、着てみようかという気持ちにさせられます」。これまでも撮影を重ねてきた写真家・操上和美とのセッションが始まる。ここでしか見られないファッションストーリーをぜひ本誌にて。
●川久保玲が手がけた「コム デ ギャルソン・ファニチャー」。1990年制作の伝説的カタログを誌上復刻
1983年に発表を開始し、1990年代初頭まで展開されたコム デ ギャルソン・ファニチャーの伝説的カタログ。デザイナー川久保玲の審美眼が反映された独創的なデザインの椅子やテーブルを中心に全28点収録。現代のデザインに大きなヒントを与え続ける1990年制作のカタログ全70ページを誌上復刻します。
●ヴァージル・アブロー回顧展 “Figures of Speech” 現地完全レポート
オフ・ホワイトやルイ・ヴィトンのクリエイティブ・ディレクターとしてファッション界を席巻した故ヴァージル・アブローは、建築・インテリア・プロダクトなど、幅広いジャンルのデザインを再定義する仕事を数多く遺した。ブルックリンミュージアムで開催中の回顧展「Virgil Abloh “Figures of Speech”」を通じて、その業績を振りかえる。
●ロナン・ブルレック独占インタビュー[パリと日本をつなぐ]
世界中のインテリアデザインとの協業を通じて、現代において最も注目を集めるデザイナーチームとなったフランス人の兄弟、ロナン&エルワン・ブルレック。彼らが今年手がけた2つの日本発ブランド「KOYORI」「TAJIMI CUSTOM TILES」とのコラボレーションについて、ロナン・ブルレックに話を訊く。
●ミナ ペルホネン皆川明が語る北欧デザイン
ファッションのみならず、家具・テーブルウェア・アートピースなど、暮らしを彩る北欧デザインを長年収集してきたミナ ペルホネンのデザイナー皆川明。プライベートコレクションをもとに、敬愛するデザイナーたちの仕事をあらためて独自の視点で紐解き、北欧デザインとの向き合い方をアップデートする。
●河原シンスケインタビュー[清冽な風景を日本海にもとめる]
現代アーティスト・河原シンスケが京都・天橋立に手がけた新アトリエ独占取材。撮影は写真家・操上和美。
●THE TOKYO TOILET
渋谷区の公共トイレ17カ所を、性別、年齢、障害を問わず、誰もが快適に使用できるユニバーサルなトイレに生まれ変わらせるプロジェクト「THE TOKYO TOILET」。その全貌を森山大道撮影の写真とともに、クリエイター陣のインタビューから解き明かす。
●井浦新 with FRITZ HANSEN
俳優業のみならず、ファッションやライフスタイル、伝統工芸など幅広いジャンルのデザインに興味を持ち、向き合い続けてきた井浦新があらためて触れる、今年創業150周年を迎えたフリッツ・ハンセンのデザインとサスティナビリティ。
●荒木経惟[女優礼讃]第74回 岸井ゆきの
アルマーニをまとった女優たちと写真家・荒木経惟によるフォトセッション連載。岸井ゆきのが振り返る荒木との撮影。初のフォトエッセイ本と、放送中の新ドラマについて訊いた。