村上春樹と安西水丸、名コンビによる貴重なコラボレーションが
時を経て1冊の単行本としてよみがえる
村上春樹が作家デビュー3年後に発表し、いまなお多くの読者から愛され続けている短篇「午後の最後の芝生」。主人公の“僕”が、大学時代の芝刈りのアルバイトとその最後の仕事について回想するこの物語には、その挿絵として描かれたものの、一度雑誌に発表されたきりとなっていた、盟友・安西水丸によるイラストレーションが存在する――。
安西の没後10年を機に、遺されていた原画をもとにして、その挿絵と物語を一冊に。『象工場のハッピーエンド』や『村上朝日堂』シリーズなどの共著を始め、数々の仕事を共にしてきた名コンビ、作家・村上春樹とイラストレーター・安西水丸。ふたりの貴重なコラボレーションが、新たな装いでよみがえる。
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安西水丸ポストカード