黒田泰蔵(くろだ たいぞう)
1946年滋賀県能登川町生まれ。陶芸家。1967年、渡仏先で出会った陶芸家の島岡達三の紹介でカナダ・ケベック州の陶芸家ゲータン・ボーダンに師事、陶芸を始める。1978年製陶会社シアルでブランディングディレクターを務めたのち、1980年に帰国。翌81年に静岡県松崎町にて築窯。1984年渋谷パルコ・コートⅢに「セラミックスタジオTAIZO」を構える。1991年に白磁作品の制作を開始し、生涯にわたってその極地を探求する。作品集に『White Porcelain』『Taizo Kuroda』『A day in February with light』ほか、著書に『黒田泰蔵 白磁へ』がある。2021年逝去。