写真家・若木信吾、サンフランシスコ「ビートの聖地」巡礼の旅――。
『SWITCH 特集 BEAT GOES ON』で旅をしたサンフランシスコ。ビートの巨星、ジャック・ケルアックとアレン・ギンズバーグが暮らし、1960年代から70年代にかけて、ビート文学が成熟していった街には今もビート・ジェネレーションの鼓動が止むことなく点在しています。その中でもノースビーチにはビート・ジェネレーションの家とケルアックが称した「CITY LIGHTS BOOKS」や、博物館「THE BEAT MUSEUM」。フランシス・フォード・コッポラが『ゴッド・ファーザー』の脚本を書き上げたことで有名な「CAFÉ TRIESTE」などがあり、写真家・若木信吾は長い年月をかけてノースビーチの移動を駆ることで「ビートとは何か」その答えを探し求めました。ビートの聖地の街の灯、そして人々の息吹の代弁者として、詩を紡ぐようにシャッターを切った「ビート写真集」と呼ぶべき一冊です。
若木信吾
1971年静岡県浜松市生まれ。写真家、映画監督。ニューヨーク州ロチェスター工科大学写真学科卒業。写真集『英ちゃん弘ちゃん』をはじめ多数。2010年、故郷浜松市に書店“BOOKS AND PRINTS”を開店する。最新写真集は『Don’t Disturb My Disquieting Mood』、また絵本レーベル「若芽舎」を立ち上げた。
http://www.shingowakagi.net/
A5判 64ページ
2019年9月20日発行
ISBN 978-4-88418-472-8
【おすすめ!!】
『SWITCH 特集 BEAT GOES ON』とのセット購入ができます。フォトブック収録のビートの聖地、その取材の模様をより深く堪能することができます。ぜひ『NO BEACH』+『SWITCH 特集 BEAT GOES ON』の2冊でカウンター・カルチャーの源流「ビート・ジェネレーション」の鼓動を感じてください。