• 古川日出男『小説のデーモンたち』
古川日出男『小説のデーモンたち』

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価格:2,640円(うち税 240円)

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[TOPICS]古川日出男による私的創作論『小説のデーモンたち』 待望の単行本化!
[立ち読み]『小説のデーモンたち』

【著者より】
連載の三回めが東日本大震災の発災からわずか十一日後の文章となった。ここから『小説のデーモンたち』は、一人の作家の自滅と再生の物語となってしまう。そう、物語だ。驚いてしまうことに。僕は、この創作論『小説のデーモンたち』を月々書きつづけることで、ある一人の“作家”を観察するはめになった。その“作家”とは僕である。結果として、この本は「2011年1月から2013年7月を生きた、ある一人の“作家”のクロニクル」に結実した。

【帯文より】
「これが21世紀の小説神髄だ。あまりにデーモニッシュな!」豊崎由美
「魔物に憑かれた魔物の本。」箭内道彦

〈プロフィール〉
古川日出男
1966年福島県生まれ。98年に『13』で小説家デビュー。2006年『LOVE』で三島由紀夫賞受賞。多作家としても知られ、これまでに発表した小説作品の総原稿枚数は1万3500枚を超えるという。原稿用紙2000枚におよぶメガノベル『聖家族』他、代表作は『ベルカ、吠えないのか?』『馬たちよ、それでも光は無垢で』『ドッグマザー』『南無ロックンロール二十一部経』など。