カナダ/スウェーデン/アイスランド――
かつて人々が憧れた三大原野を旅する。
なぜ人類は極北の自然と暮らしへ惹かれるのか。
その羨望の在り処がここに。
巻末特別企画 平野歩夢ロングインタビューを収録!
*現在、特設ページにて撮影メイキングを公開中!
*ファッションシューティングを掲載した『SWITCH』はこちら。
<オンラインストア特典>
表紙ポストカード
INBN:9784884184223
2018年11月15日発行
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CONTENTS
特集: 北に遊び 小屋に暮らす
人はなぜ北の地に憧れを抱くのだろう。
極寒の地、悠久の時がはぐくんだ荒漠たる世界。
北へ北へと向かい生と死を考える。
そのギリギリの世界に黙礼する人々の咆哮の物語を訊く。
カナダ、アラスカ、スウェーデン、アイスランド
氷河に抱かれた4カ国に弧を描く。
写真=石川直樹、石塚元太良
有り合わせの材料を使って建てられた小屋は簡素で簡潔でありながらも人間のたくましい想像力に満ちている。いつか自然へと還る運命を受け入れるために。
作=ジャック・ロンドン 訳=柴田元幸 写真=石塚元太良
1898年、ジャック・ロンドンが22歳、まだまったく無名で、原稿料をもらったことも一度もなく、作家で何とか食べていけないか模索していた時期に書いた短篇のひとつ。若々しい文体ながら、その後のロンドン作品を十分予感させる。
なぜ100年前の若者たちは、命懸けで極北の地へ赴いたのか。今なお遺るゴールドラッシュ時代の面影を、写真家・石塚元太良が写真と言葉で紡ぐ。
写真と文=石川直樹
2018年夏、石川直樹は二度目のユーコン川の旅に出た。カナダのホワイトホースからドーソンまで約650キロに及ぶカヌー旅の記録をここに。
トゥームストーンの景色を堪能できることで人気の高いグリズリーレイクへのトレイルルートを成瀬洋平が行く。
写真=石塚元太良、絵=成瀬洋平、文=Coyote、取材協力=カナダ観光局、ユーコン準州観光局
かつて、カナダ北西部最大の町として栄えたドーソン・シティのみどころをご紹介
パールエリック・クオリョーク
スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの北部、そしてコラ半島にまたがるエリアはラップランドと呼ばれ、遥か昔からトナカイ遊牧民サーミが暮らす土地とされてきた。今なおトナカイの遊牧と狩猟を生活の中心に据えて暮らすサーミ、パールエリック・クオリョークを訪ねる。
UNIQLO
2018年11月、20歳を迎える節目にユニクロとのブランドアンバサダー契約を結んだ、スノーボーダー・平野歩夢。世界の頂点へと登りつめた平野が思い描く次なるステージとは。
<以下、全コンテンツ一覧>
14
Photo Story
20
Story
ジャック・ロンドン
試練―クロンダイク流の求婚
訳=柴田元幸 写真=石塚元太良
26
ジャック・ロンドン
若き日の冒険
イラストレーション=成瀬洋平
28
Klondike Gold Rush
石塚元太良
ゴールドラッシュの夢の跡
34
Yukon River
石川直樹
20年ぶりの原点
42
Tombstone Territorial Park
成瀬洋平
グリズリーレイクトレイルを歩く
46
Dawson City Guide
黄金の魔法にかけられた町
50
column
Travelogue of the North Wilderness
54
lifestyle document
八つの季節を生きる
サーミの家族の暮らし
パールエリック・クオリョーク
写真=遠藤励
62
interview
アンナ・ラーション
サーミの世界
64
Lemmel kaffe
1杯のコーヒーを沸かすまで
65
旅の覚え書き
ラップランドへ行ったなら
66
travelogue
ICELAND REVIEW
アイスランド紀行
母なる木
写真と文=新井敏記
75
photo story
極北に魅せられた写真家
加治枝里子 谷口京 遠藤励
80
THE NORTH FACE
未来に残したい風景
第6回 アラスカ・バルディーズ
写真と文=樋貝吉郎
86
travel essay
川上弘美
アイスランド2017夏
写真=新井敏記
3
for Readers
9
TARAVELOGUE
松永誠剛
95
karrimor
オーロラを待つ
写真=ただ
97
カカオのランタンが灯るところ
旅人=枝元なほみ 協力=足立こころ
114
essay
LONESOME COWBOY
風がそこに吹いている
片岡義男 写真=佐藤秀明
124
最初の一歩 第66回
八代目市川染五郎
126
谷川俊太郎 詩
ハダカだから
絵=下田昌克
130
UNIQLO
平野歩夢
次なる高みへ